パーティーの終わり


【空廻】
気付けばもう既に明け方。
いや気付いてた。
宴もたけなわを過ぎ
だんだん手ェ叩いて笑う声も
熱気もフェイドアウトへ変わる。
新品だったのにあいつのチェゲバラのTシャツも
酒こぼしベタベタだ。
徐々に死んでた奴等も目醒ます。
吐きそう。
 ああ今日も平和だ。
「あ、悪いもう俺電車だ。ねぇまた飲もう」
つってハイタッチ。
なんだこれ映画か?
キラキラ光ってた夢から
追い出されてもダベる。
帰りたくねぇから。
渋々解散し電車待ち。
透明な空気吸い立つ2番線側。
吹けば飛ばされそうな背中。
今の僕は抜け殻。
もしも世界がもう終わるとして
木星の友に書を遺すとして
その時僕は終わる時と生きた時のどちらを遺すだろう。
ようやく家着いて
シャワー浴びたら終点。
いつもの部屋だ。
そうさ。ここじゃ一人ぼっち。
それじゃ寝るか。ぼちぼち。
【hook】
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。

 

【Active】
PARTYが始まる、
さっきまでの静けさは
きっとどこかに行って
皆想いを募らせ踊ってる
あったまる時間になれば
DJの選曲に声も枯れた
でも時間が経てば
あったものすらなくなってた
サラリーマンのよれたネクタイも
フロアに転がりどこか切ないよ
きっと物事には始まりと終わり
が、あるのかなって想いふける20代
ダンスホールの傷の跡すらも
映してるよう想いの裏側を
明日になればPARTYが始まる
時間があるだけ僕は音と交わる
 【hook】
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。
パーティーが終わる。
パーティーが終わるぜ。