アルケミスト


僕は今日前兆の夢を見る。

セイウチの群れを怯む事なく
A字状の胸を射抜く。
目が冷めると僕はそこでハッと気づく。
100の雫が身体を濡らしシャツをキツくしていた。
ずっと長い間停滞していたわだかまりや
寝ていた使わずわからないでいたデータが
今wake up。
check it out
燃えるものも燃やさなくちゃ意味もないのに
もったいぶった結果その可能性も粗大ゴミ。
甲子園目指してる格好してるだけよりも
どうしても目指すからには甲子園に行きたい。
身体に悪いからと理想的な睡眠。
家族に悪いからと模範的な休日。
誰かを理由にして拒んできた勇気。
きっとお前が考えてるほどみんなヤワじゃないぜ?
だから自由に生きよう。
死んだ時ドヤ顔で自慢できるように。
なんかわからないけど上手くいくって気がするのさ。
きっと神様も大事な事は2回いうのさ。
みんな夜空を流れた星に
啓示だとか意味がやたらとほしい。
あんな石コロも宝物になるんならば
きっと僕の事も。そう。
僕はアルケミスト。
この目の前にあるテキスト達は全部友達さ。
石を金に変えるぜ。
僕はアルケミスト。
この目の前にあるテキストなんて
全部ウソッパチさ。
意志を金に変えるぜ。
身に触れる現象はそれは全て前兆で
黄金へと成長する為の言わば燃料。
だけどさ結局は燃やさなくちゃね。
yo
火を付けろ。
火を付けろ。
火を付けろ。
火を付けろ。
トンビが輪を描いてピーヒョロロー。
友達のさつま揚げ盗んでピーヒョロロー。
それ見て笑ってる近所の子。
楽しくなってみんなピーヒョロロー。
さぁ行こうぜ風任せ進路の方見て
ハッて気付く魂の鼓動。
根拠なんてないが確信してる。
きっと眩しい男になるよ。
火を灯せ。