口実


【hook】
僕はdancerという口実を使って
人前で堂々と下手なdance踊ってる。
僕はrapperという口実を使って
人前でyoyoとクソなrapやってる。
 
僕はdancerという口実を使って
湧き上がった衝動と筋肉をsplash.
僕はrapperという口実を使って
溢れ出した葛藤でコンクリート切り裂く。

【verse.1】
ズバァッ!
結果コンプレックスが燃料。
スピーカーにスニーカーとheart beat連動。
あの日トレンドとされた物が廃れたってsampling。
次の僕もカッコいいぞ結構。

tag on the world.
僕はここにいるよ。
街は僕の本棚。
って自己中なアホんだら。
“誰も見てないよ”って尚更さ、そんなら
地面かち割れるくらい思いっきり遊んだらぁ。

装備したレッテル。
I'm a I'm a B-BOOOOOY.
胸張って言うにはなんかまだ緊張
隠しきれないがもう隠しようのない
しょうもない夢・理想と愛聴かす両隣。

魂の露出狂。
既にmindコブクロ。
池袋行きの埼京線内で飛ぶflow。
改札抜けて挨拶さ。“What's going on?”
たちまち始まりに変わるバスターミナル。

【hook】
僕はdancerという口実を使って
公の場所だってstageに変える。
僕はrapperという口実を使って
そこら辺の人をみんな僕のお客さんに変える。
 
僕はdancerという口実を使って
見えなくなったこの音をまた形に戻す。
僕はrapperという口実を使って
聞こえなくなった街や君の声を代弁する。

【verse.2】
昔から得意だった授業は現代文。
朝っぱらから気になるのは健康や恋愛運
なんかよりもヤベェrhyme
だってbecause I'm MC.
この口実が免罪符。
 
ピリオドよりハイフン。
続く延々ね。
目立ちたいのです。
これは先天性。
ここじゃ両親や上司や先生
も知らねぇメッチャイケてるa.k.a.。
 
“burnning oktopus”
暇そうなお兄さんもSoftBank
そこに置いて僕とdanceしようよ。
また周りからかなり空廻りしてるなぁなんて
白い目で見られたって凌いで。
 
ピカピカのガラスとピカピカの床を見たら
左足、右足が不意にstep刻み出す。
誰も僕の事なんか見てる人はいないさ。
だけど“もしかしたら・・”って抱いちゃった期待感。

体感したかった。肌で地球の呼吸音。
他人との繋がり求め空を斬った“yo!!!!!!!!!”
そしたら出来たんだ。mind free circle.
その中で全裸になって迎えたいんだ最期。

最高。目覚ました街灯、薔薇色。
お母さんには内緒。約束出来るならばさぁ行こう。
千葉中央公園に東川口南口。
全細胞待望才能解放の入り口。

【hook】
僕はdancerという口実を使って
人前で堂々とスゲェdance踊ってる。
僕はrapperという口実を使って
人前でyoyoとヤベェrapやってる。
 
僕はdancerという口実を使って
むしゃくしゃした時間に鬼のmove叩きつける。
僕はrapperという口実を使って
大嫌いなアイツに石の言葉投げ付ける。
 
僕はdancerという口実を使って
息を切らし人生から吹き飛ばす“なんとなく”
僕はrapperという口実を使って
恥ずかしい過去や本音、秘密だってArtwork。
 
僕達はdancerという口実を使って
燃え上がった青春の足跡を床に刻み、
僕達はrapperという口実を使って
空を伝い世界中にこの存在を証明する。