1/28(wed)に空廻のNew Single『walk on my dream』が各配信元からリリースされます!
2015一発目の公での新曲なのでちょっと解説ではありませんが、この曲についての説明的なものを少し書こうかと思います!
そもそもこの曲はかなり前からできていたもので、おそらく2年以上前にlyricはできていたし、別トラックで、hookも違う感じでLiveにも使っていました。
ですが、既存のinst.であった事や、制作上の都合により、お蔵入りになっていたものでした。
ただこのlyricやテーマが僕自身好き過ぎて、あるコンピの依頼を受けた際に“ならば!”ということで、マスカットボーイズとしても一緒に動いている(当時はまだそんな話もなかったんですが)、tanpiにbeatを依頼して作ってもらったのがこの曲です(°∀°)b
結果そのコンピには色々あってtanpi ver.ではなく差し替えのbeat ver.になってしまい、後にスポブラ史に最高の酒の肴として語り継がれる事案が発生し(笑)、そこで「じゃあ俺やるわ!」ということで今回に至った訳であります。
この曲のテーマはもちろん“夢”なんですが、この世に夢について歌う曲が飽きる程作られている中、僕が同様のテーマの曲を世に出す必要はあるのか、とも思いましたが、この曲は、“空廻”というアーティストの制作、活動において、自分自身とても重要で象徴的な曲だと思っています。
おそらくこの曲は賛否の分かれる曲です。
内容的には全体的にポジティブなメッセージなんですが、特に3verse目はある意味同業者の怒りを買ったり、失望をさせてしまう可能性があるラインからスタートします。
僕にはhiphopは思想であり、生き方です。僕もそんなhiphopの世界でhiphopの思想を持って生き、成功することを夢としています。
でもそれは青春、マイブーム、時代などといった言葉でくるんでしまうようなものでは、少なくとも僕の中ではなくて、本来は生涯継続されていくものであるべきだと思っています。
よく“社会人まで”とか“結婚するまで”、とか“子供ができたらどうこう”とか、そういったセリフを現場の人間がつい言ってしまうのを耳にしますが、「なんでだろう」と僕は思ってしまいます。現にこのlyric書いてる段階で妻子持ちでしたし。
もしhiphopの思想が一つの真理であるならば、結婚や子育てという人生として実りあるものの邪魔であるはずがない。
僕はそう信じているので、今のようなstance、つまり“治療家と音楽家の両立”、“社会の為のやりたい事、自分の為のやりたい事”、その両方の夢を目指して歩いていこう。そう決めました。
“音楽一本で食っていくんだ”というスタンスの人には受け入れられないかもしれませんが、僕は逆に“両方やる”というある意味厳しい道を歩む事を僕なりに選んでいます。
夢は叶う人と叶わない人がいます。
夢は残酷です。人を選びます。
でも、もしかして自分が選ばれているんじゃないか、選ばれていなくても、掴みにいけるんじゃないかと希望を持って日々戦います。
夢は自分の生活の全てを支配して、搾取して、奪っていきます。そして僕達は、むしろ喜んで全てを差し出していきます。
それは楽な事ではない。ツラい事をしなくてはならない時もあります。
いっそ夢なんか持たない人生の方が気軽だし楽に暮らせているなとも思います。
それでも夢に縛られ、夢に苦しめられながらも、夢に生かされているのが自分です。
そして何より、楽ではないけれど、最高に楽しいんです(゚∀゚)b
2015は僕にとって、spoken blanco productionにとってとても重要な年であると思っています。
どんな夢でも、どんな状況で、どんなに苦しくても、夢がある事を、そしてそこに向かって歩けることを僕は幸せに思います。
真面目か(笑)
真面目なんです!
とにかくそんな想いの詰まった曲ですので、どうぞよろしくお願いします!
うぃす!
空廻
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おたんぴ (木曜日, 15 1月 2015 19:02)
good !