『地獄で笑え』解説①

はじめに、はじめは、はじまり①

この世は地獄だ。

正確に言うと、地獄ですらないというか、

とかく人間は生きる意味とか、命の価値に縛られる。追い求めて、すがって、必死になる。その為に命を賭けたり、命を捨てたりする。

実際は意味なんてない。価値なんてない。

全然ない。運命とか、幸せとか、ヒエラルキーとか正義とか悪とか、1人1人がもつ存在意義とか、そんなもの全て思い込み。全部ない。

あるのは“事実”と“可能性”だけ。

これが僕の基準。

あくまでそれも主観的と言われても、僕にとってこれが絶対的な基準。
自分でも笑ってしまうくらい曖昧なフレーズだけれど。

そうすると、ただ生きる力が強い人間ならいいけど、そうでない人にとっては地獄。

生きる力を意味によって引き出してた人にとっても地獄。

死んだら意味がない、じゃなくて死んでも意味がない。

もうどうすればいいんだ。地獄。

まぁ、地獄もないんだけど。

その話はまた後で。

正直、色んな小説やら哲学書がそうであるように、はじまりに結局は全て帰結する。
ここの部分だけで笑える人がいたら、それだけで、うん、いい。


こんな感じに少しずつ書いていきます。